在宅勤務と病児保育がワーキングマザーを救う? 働く女性に関するアンケート

2014年12月26日 10時00分更新


・ワーキングマザー250人とマネジメント層の男性250人に対する調査

・働く理由の筆頭は、家計のため

・欲しい制度としては「在宅勤務」と「病児保育」

 
 
 サイボウズは、2014年12月8日(月)~2014年12月9日(火)の間、育児をしながら働く女性250人とマネジメント層の男性250人を対象に「育児をしながら働く女性」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

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 育児をしながら働く女性、マネジメント層の男性共に、働く理由として最も多かった回答は「家計に必要だから」(女性78.8%・男性76.0%)となった。男女で最も乖離があったのは「自由なお金が欲しいから」。育児をしながら働く女性は44.0%が回答したのに対し、マネジメント層の男性は24.8%のみが回答し、19.2ポイントの差なった。また逆に、「仕事にやりがいを感じているから」は育児をしながら働く女性は28.0%が回答したのに対し、マネジメント層の男性は46.0%が回答し、18.0ポイントの差となった。

 家計などの必要経費以外の、自分で自由に使えるお金が欲しい、という気持ちで働いている当事者と、やりがいを求めているのだろう、と感じる管理者の間に乖離の見られる結果となっている。

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 育児をしながら働く女性にとっての課題として、女性側の課題第一位は「子供と過ごす時間が短い」。一方、マネジメント層の男性は「上司や同僚など職場での理解不足」が第一位となった。自由回答で寄せられたこういう制度や環境があれば両立しやすいと思うもの、に関しては、ワーキングマザー、マネジメント層ともに「在宅勤務」「病児保育」の回答が目立った。

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