男性は自分の匂いに無自覚――ネオマーケティング「働く男の冬のニオイと対策調査」

2014年11月29日 10時00分更新


・調査対象は男性会社員と、OL、会社員の妻

・男性自身は靴下を臭いと思う層が多いが、女性陣はスーツやコートの匂いの方が気になっている

・男性は冬でも男は匂うと思っている一方、自分の匂いに関しては無自覚的な人が多い

 
 
 ネオマーケティングでは、2014年10月28日(火)~31日(金)に、既婚の男性会社員150人、OL150人、会社員の妻150人に対し、男性会社員の冬のニオイについてのアンケート調査を実施した。

 男性会社員のニオイが気になる季節を聞くと、季節差はあまりなく、OL73.3%、妻72.0%と女性の7割以上が、男性会社員は「冬」でもニオうと感じている。男性会社員自身も、74.7%が「男は冬でもニオう」と感じているのに、自分自身のニオイが気になる季節を聞くと、冬は夏の半分以下(冬34.7%<夏80.0%)となり、自分だけはニオわないと勘違いしているようだ。

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 ニオイ対策も、「夏」は70.0%の男性が行うのに対し、「冬」は26.0%と夏の3分の1近くに減少している。冬、男性がニオイ対策をしない理由を聞くと、「冬は汗をあまりかかないから」(56.8%)、「そもそもニオイが気にならないから」(20.7%)、「冬の衣服は洗濯しづらい・毎日の洗濯に適さないものが多いから」(17.1%)と、自分のニオイに鈍感なことと、洗濯がしにくく衣服のケアが面倒なことが、ニオイ対策をしない理由に挙げられている。

 ニオイが気になる冬の衣服は、男性会社員自身は「靴下」(45.3%)、「Yシャツ」(42.7%)、「インナー」(36.0%)の順だが、OLは男性会社員の「Yシャツ」(49.3%)、「ジャケット」(44.7%)、「コート」(28.7%)が気になるとの回答。靴下やインナーなどは着ている人間にとっては匂いを強く感じがちだが、周辺にいる人にとってはコートやスーツなど、表面の服の方に匂いを感じてしまう傾向が見られる。

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