57%が週に一度は中食を、世代が若い人ほど多い傾向に

2014年11月5日 10時00分更新


・57%は週に一度以上は中食を利用している

・中食と内食(自炊した料理)の組み合わせにする人も多い

・中食を利用する理由は「食事や後片付けが面倒」がトップで、利便性が評価されている

 
 
 楽天リサーチは、市販の惣菜や弁当などを買って自宅で食べる『中食』に関する調査を9月29日から10月1日の3日間、全国に在住する20歳~69歳の男女、計1,000人を対象に実施した。

 調査の結果、20-69歳の57%が(2人に1人)が1週間に一度は中食を利用していることがわかった。他は内食(家での食事)のみが33%、内食と外食が7%、その他が2%、外食のみが1%となった。
 中食利用者のうち65%は「惣菜・弁当などと手料理」といった、中食と内食の組み合わせで利用していることがわかった。中食の利用理由としては「食事や後片付けが面倒」、次いで「食事を作る時間がない」と、簡便性を評価する声が多くの利用者から挙がっている。

 内食の利用率は年代が高いほど高くなる傾向がみられ、中食は20歳代(69%)で最も高く、60歳代(41%)で最も低い。年代が高くなるにつれて中食よりも内食の利用傾向がみられる。
 また女性は男性よりも内食利用率がやや高く、逆に男性は女性よりも中食と外食の利用率がやや高い傾向。

 中食を選ぶ理由として、少数ではあるが「ヘルシーなメニューを選べるため」「不安なく、安全な食事を取れるため」とそれまでの、特に廉価帯の中食のイメージではなかった安全、安心、健康分野を評価する人も増えてきている。コンビニでも低糖質ダイエット向けの惣菜を販売するなど、健康志向をカバーしつつある。ヘルシーだから中食、という層も増えつつあるのかもしれない。

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