2014年カラープリンター顧客満足度調査、富士ゼロックスは4つのファクターでトップに

2014年8月13日 10時00分更新


・富士ゼロックスが5年連続で満足度第1位

・第2位はリコー、第3位はOKIがランクイン

・満足度に与える影響が非常に大きいのは「価格」と「商品」

 
 
 J.D.パワーは2014年日本カラープリンター顧客満足度調査の結果を発表した。
 カラープリンターの顧客満足度は富士ゼロックスが5年連続第1位(総合満足度スコア615ポイント)となった。第2位はリコー(同586ポイント)、第3位はOKI(同581ポイント)となった。富士ゼロックスは昨年同様に「商品」、「コスト」、「販売店の対応」、「保守サービス」の4つのファクター全てにおいてトップスコアを得ている。
 また上位3社が業界平均を上回ったが、一般市場に展開が多いキャノンやエプソンは残念ながら平均を下回った。

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 また総合満足度に対する影響度は「商品」44%、「コスト」33%、「販売店の対応」17%、「保守サービス」7%となった。

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 オフィス用のプリンターが対象となっているとはいえ、一般的にシェアが高いと思われるキャノンとエプソンの満足度が低かったのが印象に残った。プリンターについては別調査の「コピー機」と異なり、満足度に影響する要素が「商品」と「コスト」で80%近い比率となっており、その部分でこういった結果になったのかもしれない。

 また各メーカーが力を入れている一方、導入がそれほど進んでいない「クラウド化」にも期待したいところ。

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