東日本は国立美術館、西日本は金沢21世紀美術館が1位――お薦めのミュージアムグッズが買える施設ランキング
2014年6月9日 11時15分更新
・美術館や博物館のミュージアムショップで購入できるユニークな商品のランキング
・国内外から多数の旅行客が訪れる立地の強みが発揮され東日本の上位は東京勢が独占
美術館や博物館のミュージアムショップで最近次々と生まれているユニーク商品。そんなユニーク商品が購入できる人気施設を日経新聞はランキング形式で発表した。
東日本部門の1位は国立新美術館(東京都港区)。特定の所蔵品を持たない国立新美術館のショップらしく、自由な発想の商品が人気。2位は東京国立博物館(東京都台東区)ではにわグッズなど所蔵品を巧みに活用した商品が人気。
3位は国立科学博物館(東京都台東区)。科学分野を中心に「知育グッズや展示と連動した商品も多く」子どもも楽しめる商品が揃っている。4位は東京都江戸東京博物館(東京都墨田区)で「古地図などに関連した商品が充実」しているほか、所蔵のうちわ絵を原図とした職人手作りの江戸団扇も人気。5位は原美術館(東京都品川区)がランクインした。
西日本部門の1位は金沢21世紀美術館(金沢市)。収蔵品と同じく斬新で目新しい雑貨類が豊富。その他、伝統工芸などの企業とコラボしたグッズも人気のようだ。2位は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県丸亀市)。同市ゆかりの画家、猪熊弦一郎氏の作品をモチーフにした商品が揃っている。
3位は国立民族学博物館(大阪府吹田市)、唯一の九州から4位九州国立博物館(福岡県太宰府市)、続いて5位には愛知県美術館(名古屋市)がランクインした。
最近はショップに寄るだけなら入館料不要という施設も増えたようだ。展示品のみならず、キャラクター含めたおみやげ品が人気になることで、気軽に立ち寄って施設ごとの雰囲気を味わってみる楽しみ方も提案できるかもしれない。