iPhone 7よりも高速通信が可能なiPhone 8 、主要3キャリア別の下り平均速度では「ソフトバンク」優勢

2017年11月20日 11時36分更新


 総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、2017年10月8日~10月17日の10日間、全国主要エリア70地点にて今年9月に発売された最新機種であるiPhone8を使用し「主要3キャリア別iPhone 8 通信速度調査」を実施した。
 調査は、「RBB SPEED TEST」アプリケーションを使用、Wi-Fi接続/BluetoothはOFFにして、各キャリアの端末設定を同設定にして計測。測定地点ごとに朝(7:00~9:59)・昼(11:00~13:59)・晩(17:00~19:59)のそれぞれ3回ずつ計測を実施し、その平均値を実測値としている。
  
 東京の主要エリアで調査した結果、下りの平均速度は「ソフトバンク」が130.18Mbps、上りは「docomo」と「ソフトバンク」が同値の14.76Mbpsで優勢となった。「docomo」は下り平均54.75Mbps、「au」は下り平均81.82Mbps、上り平均12.76Mbpsとなっている。
 最速を記録した地点は、下りは「上野動物園」で、「ソフトバンク」が平均260.30Mbpsを記録、上りは「品川駅 高輪口」で、「ソフトバンク」が平均33.18Mbpsを記録した。
 優勢地点数を見てみると、下りは「ソフトバンク」が6地点、上りは「docomo」と「ソフトバンク」が同数で4地点となった。
 
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 名古屋の主要エリアで調査した結果、下りの平均速度は「docomo」が100.20Mbps、上りも「docomo」が16.88Mbpsで優勢となった。「au」は下り平均98.68Mbps、上り平均14.91Mbps、「ソフトバンク」は下り平均97.44Mbps、上り平均13.30Mbpsとなっている。
 最速を記録した地点は、下りは「金山駅」で、「ソフトバンク」が平均244.39Mbpsを記録、上りは「名古屋市科学館前」で、「au」が平均25.33Mbpsを記録。優勢地点数は、下り上り共に「docomo」と「au」が4地点と同数で優勢となった。
 
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 大阪の主要エリアで調査した結果、下りの平均速度は「au」が112.47Mbps、上りは「docomo」が16.88Mbpsで優勢となった。「docomo」は下り平均82.16Mbps、「au」は上り平均8.65Mbps、「ソフトバンク」は下り平均98.39Mbps、上り平均12.50Mbpsとなっている。
 最速を記録した地点は、下りは「戎橋」で、「docomo」が平均212.13Mbpsを記録、上りは「新大阪駅」で、「docomo」が平均24.40Mbpsを記録。優勢地点数を見てみると、下りは「ソフトバンク」が4地点、上りは「docomo」が8地点となった。
 
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 また、その他の都市の主要エリアでは、札幌での下りの平均速度は「ソフトバンク」が107.78Mbps、仙台での下りの平均速度でも「ソフトバンク」が111.48Mbps、広島での下りの平均速度は「docomo」77.48Mbps、福岡での下りの平均速度は「ソフトバンク」が103.00Mbpsで優勢となった。
 
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 すべての地点を総合すると、下り平均速度は「ソフトバンク」が101.05Mbps、上りは「docomo」が16.51Mbpsで優勢となった。また、優勢地点数で比較をすると、下りは「ソフトバンク」が32地点で最多に、上りは「docomo」と「ソフトバンク」が30地点で最多となった。
 
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 iPhone8は、LTEモデムチップの世代が新しくなったことで、最大800Mbpsの高速通信が可能になった。実際にiPhone7とLTEの通信速度を比較してみると、iPhone 8では簡単に100Mbpsを越えるなど、受信速度が3倍も高速化されている。光回線並の通信速度となっており、かなり快適に使うことができそうだ。
 
 
 

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