ソフトバンクが、利用者の批判を招いた「アメリカ放題」終了を撤回、キャンペーン再開へ

2016年7月19日 12時33分更新


 ソフトバンクは、米国のスプリントのネットワークでソフトバンクを契約中のユーザーが音声通話やデータ通信を無料で利用できるオプションサービスの「アメリカ放題」について、申し込み不要・月額利用料無料で利用できる「アメリカ放題 サービス開始記念キャンペーン」を再開すると発表した。
 
 「アメリカ放題 サービス開始記念キャンペーン」は2014年9月のサービス開始とともに実施していたが、「アメリカ放題を多くのお客さまに認知していただいた」として、2016年6月30日をもってキャンペーンを終了、高額請求のトラブルが発生するなどユーザーから批判の声があがっていた(参照記事:『ソフトバンクが突如「アメリカ放題」無料キャンペーンを終了、高額請求に怒りや困惑の声』)。
 
 今回のキャンペーン再開について、同社は、「終了に当たってはホームページでのご案内や、米国に滞在中のお客さまや渡米してスプリントのネットワークを利用するお客さまにSMSでご案内しました。しかしながら、十分な告知期間を設けられなかったことなどでお客さまを混乱させてしまったことを踏まえ、再開することとしました」とコメントし、今回の騒動を謝罪した。
 
 2016年7月1日(金)から再開までの期間についても、対象ユーザーにはキャンペーンが適用される。なお、今回再開したキャンペーンの終了時期は未定となっており、終了する場合は十分な告知期間を設けて改めて知らせるとしている。
 
 
 

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