迫力の大画面とサウンドでテレビも楽しめる、「ドコモ タブレット dtab d-01H」発売

2015年12月15日 12時30分更新


 株式会社NTTドコモは、マルチメディアタブレット「ドコモ タブレット dtab® d-01H」を、2015年12月17日(木)に発売すると発表した。

 「dtab」は、初号機「dtab01」が2013年に発売されたが、NTTドコモが発売していながらも回線付きではない、いわゆる「WiFiタブレット」であることで話題を呼んだ。2015年2月に発売された「d-01G」からはドコモのLTEネットワークに対応する「回線付きタブレット」となっており、その「d-01G」の後継機が、今回発売される「d-01H」となる。

 特長としてまず挙げられるのが、デザインと画面だ。質感のよいリアルマテリアルを採用し、上質なメタルユニボディデザインとなっている。画面は、10.1インチディスプレイに独自画質調整機能で見やすさを追求したワンセグ/フルセグ対応の大画面となっており、より様々なエンターテイメントを楽しめる仕様だ。

 次に挙げられるのは、迫力あるサウンドを生み出すスピーカーだ。4スピーカーと独自音響技術に加え、harman/kardonのClari-fiを搭載し心地よく臨場感のある音響環境となっている。

 そして、パワフルなCPUに大容量バッテリーなど、快適操作を実現する高いスペックも特長だ。マルチタスクを得意とするオクタコアCPUと、6,500mAhの大容量バッテリー、ドコモの安定したネットワーク環境下で快適に長く使用できるようになっている。また、「ジェスチャー操作設定」で、画面に触れずにスクロールや音量調節もできるという。

 

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android5.1
・CPU:HiSilicon Kirin 930
   2.0GHz(クアッドコア)+1.5GHz(クアッドコア)
    オクタコア
・メモリ(ROM/RAM):16GB/2GB
・外部メモリ:microSDXC(128GB)
・液晶:約10.1インチ TFT液晶
・解像度:WQXGA(1920×1200)
・バッテリー容量:約6500mAh
・連続待受時間(LTE/3G/GSM:時間):約940/約1060/―
・連続通話時間:非対応
・メインカメラ:約1300万画素
・インカメラ:約500万画素
・サイズ(高さ×幅×厚さ:mm):約173×240×7.3(最厚部7.5)
・重量:約498
・Bluetooth :対応(4.0)
・防水、防塵:非対応/非対応
・カラー:シルバー

 LTE対応の「回線付きタブレット」となって、月々の支払を敬遠するユーザー層(=「格安WiFiタブレット」を求めていたユーザー層)にとっては必ずしも魅力的に映らない製品となる可能性はあるが、タブレット初心者を始めとするライトユーザー層を開拓でき、ユーザー層の裾野は広がるものと考えられる。今後の販売動向にも注目していきたい。
  
  
  
  

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