「プランが良くない」「欲しい端末がない」が移行しない理由――携帯電話サービス顧客満足度調査

2015年9月23日 16時34分更新


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・今3大キャリアを利用している人のうち、MVNOを比較検討した人は5%

・比較検討しなかった人の理由は「(当時)MVNOがなかった/知らなかった」が最多の37%

・検討して利用しなかった人の理由は「プランが悪い」「欲しい端末が使えない」

 
 
 J.D. パワー アジア・パシフィックは2015年日本携帯電話サービス顧客満足度調査<MVNOに関する意識・利用実態編>の結果を発表した。

 調査は全国でNTTドコモ、au、SoftBankの携帯電話を利用している個人を対象にMVNOに関する意識と利用実態を聴取したものである。2015年7月にインターネット調査を実施し、総計31,200人から回答を得ている。

 この1年以内にNTTドコモ、au、SoftBankといった大手3社の携帯電話サービスに新規加入した人で、携帯電話サービスを選ぶ際にMVNO(「SIMカードと電話機をセットで購入」もしくは「SIMカードのみ購入し、手持ちの電話機に差して利用」のいずれかのタイプ)を比較検討の選択肢に入れた人は5%となった。

 MVNOを比較検討時の選択肢に入れなかった理由としては「MVNOはなかった/知らなかった」が37%で最も多かった。一方、「MVNOはあった/知っていた」にも関わらずMVNOを検討しなかった理由としては、「料金プランが良くなかった」「欲しい電話機がなかった/使いたい電話機に対応していなかった」との回答が多かった。「わかりにくい、難しいから」といった理由が筆頭に挙がらなかったところに、まだMVNOは一般化、というよりも比較検討ができるほど通信リテラシーの高い層への普及が中心になっている、とも伺える。なおMVNOの端末はアジア系海外メーカー中心で、iPhoneや国産メーカーなどにはあまり対応していないのが現状だ。

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