スマホカメラでよく撮影するものは男女で差、男性は風景・モノで女性は食べ物・友人の順に
2015年8月25日 10時00分更新
・スマートフォンのインカメラ利用率は73.2%
・15-19歳女性のインカメラ利用率が最も高く9割に迫る
・15-19歳女性ではTwitterへの投稿が40%を超える
MD研究所は「スマートフォンカメラの利用実態調査」の結果を発表した。調査はスマートフォンユーザーのカメラの利用動向並びにカメラの画質実態を知るため、事前調査で抽出されたスマートフォンカメラを利用している15歳~39歳の男女5,306人を対象に実施。調査期間は2015年7月28日~2015年7月30日となっている。
スマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンの内側についているインカメラの利用状況について聞いたところ、インカメラの利用率は73.2%だった。男女別(男性N=2,613、女性N=2,693)のインカメラの利用率は、男性69.8%に対し女性が76.4%と女性の利用率が高いことがわかった。女性の中でも15-19歳の女性(N=539)のインカメラの利用率は88.0%と9割に迫る結果となった。
次にスマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンでよく写真撮影するものについて、複数回答(最大3つまで)で聞いたところ、全体では「風景写真」が最も多く44.6%、次いで「食べ物の写真」が38.7%、「友達との写真」が37.6%と続いた。男女別にみると、男性は「風景写真」が52.9%で最も多く、続いて「モノの写真」が39.3%、「友達との写真」が33.4%となった。女性は「食べ物の写真」が44.2%、「友達との写真」が41.6%、「風景写真」が36.5%で上位にあがった。
またスマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンで撮影した写真の保存やアウトプットについて、複数回答(最大3つまで)で聞いたところ、全体は「PCへの保存」が最も高く40.0%だった。また、15-19歳の女性が「PCへの保存」が2割を切ったのに対し、30-39歳の男性では「PCへの保存」が半数を超えた。15-19歳の女性はTwitterへの投稿が最も高く43.6%となった。SNSへの投稿で多い順はLINE、Twitter、Facebook、Instagramとなった。
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