母親にとっては中学生に携帯はまだ早い? 子どもの携帯電話に関する調査
2015年8月20日 14時05分更新
・子どもとのコミュニケーションで「LINE」を最もよく利用している母親は40代が最多
・一方、LINEは利用していない人も半数に上り二極化状態にある。
・子どもに携帯電話を持たせるのに妥当だと思う年齢、最多は高校1年生
MMD研究所は20~49歳の母親9,352人を対象とした「子どもの携帯電話に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2015年7月30日~2015年8月4日。
20~49歳の母親(N=9,352)のうち、小学生以上の子どもに携帯電話端末を持たせている母親(N=4,109)に、子どもと携帯電話でコミュニケーションを取る際に利用するツールについて聞いたところ、「よく利用する」という回答の割合が最も高かったのは「LINE」で36.3%、次いで「通話」が27.9%、「メール」が25.6%となった。一方で「LINE」に関しては「利用しない」との回答が約半数にのぼり、「よく利用する」母親と「利用しない」母親で2極化する結果となった。
高校生以上の子どもに携帯電話端末を持たせている母親(N=2,344)を対象に、誰がその利用料金を負担しているかを聞いた(複数回答)ところ、「親」が66.4%で最も多く、次いで「本人」が32.8%となった。
また、20~49歳の母親(N=9,352)に、子どもに携帯電話端末を買い与える時期として最も妥当だと思う学年を聞いたところ、最多は「高校1年生」で29.6%、次いで「中学1年生」が22.0%、「分からない」が13.2%の順となった。
なお総合警備会社、セコムのホームページでは子供のSNS利用について以下を呼びかけている。
・カメラの位置情報をオフにする
・アプリの位置情報をオフにする
・Webサイトとアプリの両方にフィルタリング設定をおこなう
・保護者が許可したSNSのみアクセス許可設定をおこなう
・SNSへの投稿内容は定期的に保護者がチェックする
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