スマホ移行ののきっかけのひとつが「画面の大きさ」――シニアのスマートフォン利用実態調査

2015年7月15日 11時15分更新


・購入のきっかけはシニア男女とも「自分で調べて」が最多

・スマートフォンへの切り替えの決め手は「インターネット機能」「画面の大きさ」

・スマートフォンアプリのダウンロード数「5個以上~10個未満」が最多26%

 
 
 MMD研究所はスマートフォンを利用する60歳以上の男女883人を対象に「2015年シニア世代のスマートフォン利用動向調査」を実施し、その結果を発表した。調査期間は2015年6月16日~17日。

 スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に現在利用しているスマートフォンの購入のきっかけを聞いたところ、「自分で調べて」が61.2%、「店頭で勧められて」が20.0%となった。なお「息子・娘に勧められて」が18.7%、「配偶者に勧められて」が7.4%、兄弟・親戚に勧められて」が0.5%と合わせて「家族に勧められて」は26.6%となった。なお、この調査自体もインターネット調査であるため、パソコンに関するリテラシーが高いシニア層が回答していることには留意したい。

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 男女別に見ると、男性では「自分で調べて」が71.7%、「店頭で勧められて」が18.6%、女性では「自分で調べて」が50.7%となり、「息子・娘に勧められて」が26.9%、「配偶者に勧められて」が10.6%となった。スマートフォンを利用している60歳以上の男女(N=883)を対象に、フィーチャーフォンからスマートフォンに切り替えた決め手を聞いたところ(複数回答)、「インターネット機能」が64.7%、「画面が大きい」が54.1%、「チャット機能」が19.4%となった。

シニア世代のスマートフォンアプリのダウンロード数は「5個以上~10個未満」が最多26.4%、「全くダウンロードしていない」15.6%となった。

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