アップル強し、携帯電話サービス顧客満足度調査<利用実態編>

2014年10月28日 10時33分更新


・スマホ利用者のうち46%はアップルユーザー

・アップルユーザーは、次もアップルを利用したい、という意向が強い

・フィーチャーフォン利用者で次はスマホを利用したいと思う層は、若年層ほど増加

 
 
 J.D.パワーは2014年日本携帯電話サービス顧客満足度調査<利用実態編>の結果を発表した。2014年7月にインターネット調査を実施し、総計31,200人から回答を得ている。なお今回が16回目の実施となる。

 結果を見るとスマートフォン利用者は52%と過半数に達している。スマートフォン利用者において、もっとも利用率の高いメーカーは「アップル」であったが、その割合は2011年の19%から2014年は46%まで増加しており、シェアの高さがうかがえる。

 なお次回も同じメーカーのスマートフォンを「ぜひ選びたい」と回答した人が多い上位3メーカーは「アップル:73%」「ソニー:43%」「サムスン:27%」となり、特にアップルでのリピート意向の高さが目立つ一方、日本メーカーはソニーのみで、存在感を示せていない状況が浮き彫りとなっている。

 電話機を買い替える際にスマートフォンを選びたい(「ぜひ選びたい」+「やや選びたい」)と回答した人はスマートフォン利用者では91%、フィーチャーフォン利用者では40%と、スマートフォン利用者はおおむねスマートフォンに満足している状況が分かる。

 年代別にみるとフィーチャーフォン利用者では、年代が上がるにつれ次回はスマートフォンを選びたいと回答した人は少なくなり、10代フィーチャーフォン利用者の65%が次回はスマートフォンを選びたいと回答しているのに対し、60代では35%となる。一方、スマートフォン利用者における次回電話機購入時のスマートフォン利用意向は、年代による違いはほとんどみられなかった。

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