震災後の携帯電話&スマートフォン電波満足度調査(2011年度版)

2014年4月1日 16時04分更新

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・仙台震災発生直後の顧客満足度は音声通話・データ通信ともに大幅下落。
・東北・首都圏ともに通話品質崩壊でユーザーの不満が爆発。
・震災3か月後(6月時点)には、ほぼ震災前の満足度水準に回復。
・auユーザー、ソフトバンクユーザーの2割が震災後にキャリア変更を検討。

 
 
 株式会社 ICT総研 (東京都千代田区)は7月1日、震災後の携帯電話およびスマートフォンの電波満足度に関するユーザー調査の結果をまとめた。
 この調査は、2011年6月上旬に実施した東日本エリアにおけるWebアンケート調査の結果を、東日本大震災前後という切り口でまとめて分析したものである。

 この結果、満足度を数値化すると、全体的に東日本大震災発生前の満足度が最も高く、これが震災発生直後に大きく落ち込み、現在(6月上旬)はほぼ震災発生前の水準まで回復する傾向を示した。

 東北と首都圏という2つの地域で分類してみると、震災発生前と現在の数値には、大きな地域特性は見られなかった。だが、震災発生直後の満足度については、首都圏と比べて東北の数値が明確に低くなっており、地域差が生じた。東北地方を中心として、震災によって携帯電話インフラが甚大なダメージを受け、回線状況がひっ迫してユーザーが大きな不満を感じていたこと、そして現在は携帯電話キャリア各社の復旧努力により、その不満もほぼ解消していることが読み取れる。

 また「東日本大震災を主な原因として、携帯電話キャリアを変更する意向」について聞いたところ、NTTドコモユーザーは「変更を検討したいと思わない」が94.3%と、変更検討意向者数が最も少なかった。これに対してauユーザーは同78.8%、ソフトバンクユーザーは同79.3%となり、キャリアを既に変更したり、変更を検討したいと考えているユーザーが相対的に多い結果となった。また、キャリア変更(検討)の理由については、「震災直後の電波状況が不満だったから」がどのキャリアにおいても最多となった。一方で、auユーザーは「他社の携帯電話端末に変更したいから」、ソフトバンクユーザーは「震災に関係なく電波状況が不満だから」を挙げるユーザーが多い点が目立った。ソフトバンクについては、弊社が5月下旬に実施したスマートフォン電波実測調査でも、3キャリアの中で最も遅い速度を記録しており、結果に相関が見られる。

震災後の携帯電話&スマートフォン電波満足度調査 図

震災後の携帯電話&スマートフォン電波満足度調査 図

震災後の携帯電話&スマートフォン電波満足度調査 図

震災後の携帯電話&スマートフォン電波満足度調査 図

引用元:http://www.ictr.co.jp/report/20110701000023.html

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