テレワークで使うべきモバイルルーターは?
2022年2月24日 16時40分更新
株式会社マイベストが運営する情報サービス「mybest」は、新生活・引越シーズンでインターネット回線の申込需要が高まる中、工事不要で手軽に申し込める「モバイルルーター」14サービスを対象として、通信速度や料金の安さ等を調査し、その結果をサイト内に公開した。
■調査概要
調査対象:モバイルルーター14サービス
調査機関:mybest編集部 携帯電話・通信サービス調査チーム
■調査方法
使用機器 iPhone 12 Pro
計測時間 通常時間帯14:00~16:00/混雑時間帯17:00~19:00
※今回の検証では特定の日程・時間帯・場所での値で評価。同じモバイルルーターでも、使用環境が異なれば通信速度も変動するため、必ずしも同じ数値が出るとは限りません。
■調査基準
比較調査項目は以下の3点。
検証②:料金の安さ
検証③:速度制限のストレスの少なさ
検証④:バッテリーの持ち
mybestが選んだTOP3
Mugen WiFiが1位に!都心郊外ともに安定した通信速度と相場より安い月額料金が高ポイントに
mybestが選んだベストモバイルルーターは、短期制限のない大容量の「Mugen WiFi」。実質月額料金は3,440円で100GB使えるプランのなかで最安という結果になった。また、通信速度の検証では、都心の混雑時間帯で速度が遅くなったものの、上下ともに中央値は10Mbpsほどと安定した速度を記録した。
2位の楽天モバイルは、3年間利用した際の毎月の実質料金が3,139円と全サービスのなかで最も安く、通信速度は、安定して約10Mbpsの速度が出ており、都心では30Mbpsを上回る速さで、高い通信品質を示した。
3位の限界突破WiFiは、3年間利用した際の毎月の実質料金は相場よりも比較的安い3,850円ということに加え、通信速度は下り速度だけでなく上り速度も良好で、高い評価を獲得した。
各項目における調査結果
■通信速度
通信速度1位の楽天モバイルは、都心で30Mbpsを上回る速さに
1位の楽天モバイルの通信速度は、都心が下り31.8〜42.8Mbps・上り40〜40.9Mbps、郊外が下り15.9〜19.1Mbps・上り9.3〜16.2Mbpsを記録。安定して約10Mbpsの速度が出ており、都心では30Mbpsを上回る速さで、高い通信品質を示した。
また、2位の限界突破WFiは、都心が下り16.1〜24.6Mbps・上り17.4〜22.8Mbps、郊外が下り18.4〜28.9Mbps・上り9.2〜17.4Mbpsを記録。下り速度だけでなく上り速度も良好で、テレワークでのオンライン会議時でも映像が途切れにくく、SNS用動画のアップロードも問題ないといえるだろう。
3位の縛りなしWiFiは、都心が下り24.4〜34.1Mbps・上り21〜22.1Mbps、郊外が下り13.2〜21.8Mbps・上り15.7〜18.8Mbpsを記録。速度は10Mbpsを下回ることなく安定しており、上り速度が求められるテレワークでのオンライン会議でも快適に使えそうだ。
(※通信速度は、下り速度・上り速度・応答速度それぞれを「四分位数」の25%値と75%値で評価)
■月額金額
他サービスより容量は少ないものの料金が最も安かったのは月額3,080円の縛りなしWiFi
料金の安さの検証では、3年間使用することを想定して割引やキャンペーンも加味した実質の月額料金を算出。1位になったのは縛りなしWiFi。他のモバイルルーターよりも容量は少ないものの、3年間利用した際の毎月の実質料金は3,080円という14サービスの中で最も安い結果となった。
また、2位の楽天モバイルは、楽天ポイントが5,000円分貰えるキャッシュバックがあるため、3年間利用した際の毎月の実質料金は3,139円とこちらもかなり安い結果となった。
3位のMugen WiFiは、本体代金が無料で10,000円のキャッシュバックがあるため、3年間利用した際の毎月の実質料金は3,440円と相場よりも安い結果で高評価になった。
■モバイルルーターの総合評価ランキングTOP7
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