モバイルデータ通信端末に対する不満の上位3項目はバッテリーの持ち、起動時の遅さ、充電時間に

2015年6月29日 10時57分更新


・モバイルデータ通信サービス利用端末の93%はWi-Fiルーター
・不満の上位は「バッテリーの持ちが悪い」「インターネット接続可能になるまでや充電の時間がかかる」
・バッテリーの持ちについては2013年の調査から割合は若干変更

 
 
 J.D.パワー アジア・パシフィックは2015年日本モバイルデータ通信サービス顧客満足度調査<利用実態編>の結果を発表した。モバイルデータ通信サービスの利用端末は、Wi-Fiルーターが93%と大多数を占めている。

 モバイルデータ通信端末に対する不満の上位3項目は「バッテリーの持ちが悪い」「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」「充電するのに時間がかかる」であるが、本調査を開始した2013年と比較すると最も多い不満であった「バッテリーの持ちが悪い」の割合は減少している(「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」は2015年より聴取開始)。

 図は2013年調査との比較になる。

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 本調査ではモバイルデータ通信端末に対する満足度を10段階で聴取している。機種別に満足度をみると、満足度の高かった上位3機種は「L-02F(LGエレクトロニクス)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15(HUAWEI)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11(NECアクセステクニカ)」となっている(上位3項目をアルファベット順に記載。満足度の高い順ではないことに留意)。いずれも2014年に発売された機種であり、下りの最大速度は100Mbps以上となっている。また満足度の高い上位3機種は不満項目による多寡はあるものの、全般的な傾向として不満が少ない。

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