現金チャージ利用者は「ポイント、設定の簡易さ、使い過ぎ防止」への満足度が高い

2019年11月7日 13時21分更新


 MMD研究所は、2019年9月27日~9月30日の期間で行った「QRコード決済の支払い方法に関する調査」にてQRコード決済においてクレジットカードチャージ利用者300人、銀行口座チャージ利用者300人、現金チャージ利用者300人、クレジットカード連携利用者291人を抽出し、同期間でスマホ決済について「QRコード決済の支払い登録方法別 利用実態調査」として詳細な調査を実施した。

■ QRコード決済サービスの登録支払い方法・チャージ方法を選択した理由は、クレジットカード利用者は「ポイントやお得さ」、銀行口座チャージ、現金チャージ利用者は「キャンペーン期間中でお得だった」

 2019年10月29日に公開した「QRコード決済の支払い方法に関する調査」からQRコード決済においてクレジットカードチャージ利用者300人、銀行口座チャージ利用者300人、現金チャージ利用者300人、クレジットカード連携利用者291人を抽出し、スマホ決済について詳細な調査を行った。

 まず、現在メインで利用しているQRコード決済サービス利用者に利用している登録支払い方法・チャージ方法を選択した理由を聞いたところ、最も多かった回答が「ポイントが多く貯まるから」次いで「キャンペーン期間中でお得だったから」「簡単に登録できたから」と登録支払い方法・チャージ方法の使う理由の違いが明らかになった。

 登録支払い方法・チャージ方法別で見ると、クレジットカードチャージ利用者(n=300)では、「ポイントが多く貯まるから」が54.7%、「キャンペーン期間中でお得だったから」が41.3%、「簡単に登録できたから」が30.0%。

 銀行口座チャージ利用者(n=300)では「キャンペーン期間中でお得だったから」が35.0%、「簡単に登録できたから」が33.0%、「ポイントが多く貯まるから」が29.0%。

 現金チャージ利用者(n=300)では、「キャンペーン期間中でお得だったから」が39.0%、「ポイントが多く貯まるから」が35.7%、「簡単に登録できたから」が27.3%。

 クレジットカード連携利用者(n=291)では、「ポイントが多く貯まるから」が56.7%、「簡単に登録できたから」が30.2%、「キャンペーン期間中でお得だったから」が29.2%となった。

■ QRコード決済サービスにチャージするタイミングで最も多かった回答は

「買い物をして残高が少ないと気づいたとき」

 現在メインで利用しているQRコード決済サービスにチャージするタイミングについて聞いたところ、いずれの登録支払い方法・チャージ方法においても「買い物をして残高が少ないと気づいたとき(買い物の後)」「買い物をしている最中」「買い物に関わらず、ふと思い出したとき」の順となった。

■ QRコード決済サービスの登録支払い方法・チャージ方法で満足している点

 クレジットカード連携・チャージ、銀行口座チャージ利用者は「ポイント、連携対応、設定の簡易さ」、現金チャージ利用者は「ポイント、設定の簡易さ、使い過ぎ防止」への満足度が高い

 現在メインで利用しているQRコード決済サービスの登録支払い方法・チャージ方法で満足していることを聞いたところ、最も多かった項目はクレジットカードチャージ利用者(n=300)では「ポイントが貯まりやすいこと」「使いたい銀行口座やクレジットカードが対応していること」「設定方法が簡単なこと」。

 銀行口座チャージ利用者(n=300)では「ポイントが貯まりやすいこと」「使いたい銀行口座やクレジットカードが対応していること」「金銭管理がしやすく使いすぎを防げること」。

 現金チャージ利用者(n=300)では「ポイントが貯まりやすいこと」「設定方法が簡単なこと」「金銭管理がしやすく使いすぎを防げること」。

 クレジットカード連携利用者(n=291)では「ポイントが貯まりやすいこと」「使いたい銀行口座やクレジットカードが対応していること」「設定方法が簡単なこと」となった。

【調査概要】

・ 調査期間:2019年9月27日~9月30日

・ 有効回答:1,191人(QRコード決済においてクレジットカードチャージ利用者300人、銀行口座チャージ利用者300人、現金チャージ利用者300人、クレジットカード連携利用者291人)

・ 調査方法:インターネット調査

・ 調査対象:18歳から69歳の男女で、QRコード決済においてクレジットカードチャージ、銀行口座チャージ、現金チャージ、クレジットカード連携のいずれかを利用している人

・ 設問数 :14問

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