NTTぷらら「ひかりTV」が7年連続最優秀賞!スマートTVサービスAWARD2017
2017年3月14日 11時52分更新
MM総研では、スマートTVサービス市場を牽引するサービスを表彰する「スマートTVサービスAWARD」を発表した。7回目となる今回の調査では4Kへの対応や映像品質の担保など、昨年に引き続き顧客ニーズの高い要素が重視された。
調査では、主要な10事業者に対して、8分野32項目に関する評価を行い、各評価項目の評価スコアによりランキング。審査過程においては2,000人対象のユーザーのアンケート調査も実施し、MM総研アナリストによる専門家のサービス評価結果に対して、有識者会議による最終審査を経てサービスを選出。その中で、総合的に最も評価の高いサービスを「スマートTVサービスAWARD2017」の最優秀賞として選出し、特徴的なビジネスモデルを持つサービスを審査員特別賞として選出している。
総合評価スコアでは、NTTぷららの「ひかりTV」が80.0点(100点満点中)と最高ポイントとなり、総合評価AAを獲得して最優秀賞を受賞した。ひかりTVは評価対象の8分野のうち、先進性、コアバリュー、顧客志向性(サービス)の3分野で最も高い評価を得た。4K映像作品の拡充とともにゲームや音楽配信、電子書籍などのサービス展開やマルチデバイスへの対応など、スマートTVサービスとしての先進性が高く評価された。
第2位はスカパーJSATが提供する「スカパー!」がランクイン。2016年10月に「スカパー!4K体験」で世界初の4K HDR放送を開始。リアルタイム視聴とVOD視聴を融合させた新アプリを展開するなど、先進的な取り組みが評価され総合評価77.5点を獲得。昨年から9.3点アップし追い上げを見せている。
第3位はAmazonが提供する「Amazonビデオ」が続いた。顧客志向性(機能)の分野で最も高い評価を得て、総合評価スコア76.2点を獲得した。プライム会員になることで映像サービスだけでなく、商品の配送料無料やPrime Music、プライム・フォト、Amazonパントリーなどとの連携が評価され、審査員特別賞を受賞している。
「スマートTVサービスAWARD2017」では、従来の映像配信サービスからスマートTVサービスへの移行を見据えた4K映像やコンテンツラインアップの拡充に加え、映像品質を担保し、安定的に放送できる取り組みを行っている事業者が高いスコアを獲得する結果となった。オープンネットワーク(インターネット)やクローズドネットワークに対応し、ユーザーに選択肢を用意している点も評価のポイントとなっている。
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