進化したUIと新機能「Windows 10 Anniversary Update」インストール開始
2016年8月4日 13時18分更新
米マイクロソフトは8月2日(日本時間8月3日)、「Windows 10 Anniversary Update」を公開した。Windows 10は、2015年7月29日にリリースされて以降、2015年11月に1回目の大型アップデートが実施されており、Microsoftが同OSに対する大型アップデートを提供するのは今回で2回目となる。
新機能として、「Windows Ink」が追加されペンによる手書きが強化。スタイラスペンによりあらゆるアプリで使用可能となる。また、音声アシスタント「Cortana」は、ロック画面での操作が可能になるほか、デバイス間の同期をサポートし、バッテリー容量の低下や不在着信などの通知をPCで受け取ることができる。
ウェブブラウザ「Microsoft Edge」では、消費電力の低減にくわえて、生体認証やストア経由での機能拡張に対応している。そのほか、セキュリティの強化など幅広い改善が盛り込まれている。
「Windows 10 Anniversary Update」は、更新プログラムの自動適用の設定がなされているWindows 10 搭載PCは、Windows Updateを経由して自動的にインストールされる。インストールは順次開始されるが、すぐにインストールしたい場合はWindows Updateから手動でアップデートする方法も公開されている。
関連カテゴリー