オムニチャネル研究所、「スパイラルオムニチャネルソリューション」をリリース
2015年8月3日 12時32分更新
・オムニチャネルとは実店舗、オンラインなどあらゆる流通チャネルを統合すること
・オムニチャネル実践研究所はオムニチャネル支援ソリューションをリリース
・顧客の統一管理を行い、購買予測や顧客対応統一化などサービス品質向上に活用
パイプドビッツが運営するオムニチャネル実践研究所は「スパイラルオムニチャネルソリューション」の提供を開始した。オムニチャネルとは実店舗やオンラインストアなど、あらゆる販売チャネルや流通チャネルを統合すること。
「スパイラルオムニチャネルソリューション」はマルチクラウドの利用により、オムニチャネル化に向けたスモールスタートを切ることができるオムニチャネル実践基盤になる。業種業界を問わず、複数チャネルを持つ中堅以上の企業を対象にしており、パイプドビッツのプラットフォームを活用し実店舗やオンラインショップ、コールセンター等の各チャネルに分散していた顧客情報を一元化したうえで、顧客の属性や行動情報を整理して今後の購買予測に利活用できるデータに整理するほか、顧客接点を整理して統一的なブランド体験のサポートなど、オムニチャネル化施策を展開する。
具体的な機能は以下のとおり
(1)連携による顧客情報の統一管理
同一顧客を1人としてみるために、実店舗、オンラインショップ、コールセンターなどでそれぞれ独自に管理している顧客情報を連携し統一管理を実現。
(2)顧客の属性や行動情報を整理し、購買予測へ
実店舗とオンラインショップで相互活用しきれていない購買情報や、接点があった行動のログなどを今後の購買予測に利活用できるデータへと整理
(3)顧客対応を統一するための支援
実店舗、オンラインともに、顧客へのタッチポイントを整理し、チャネルによって対応が変わらぬように、質が均一化されたブランド体験を提供するための、顧客対応統一化をサポート
(4)マルチクラウドで、必要なシステムを必要な時に必要なだけ利用できる環境を構築
スモールスタートで現場の状況に合わせて機能拡張できる
統括的なオムニチャネルを成功させるためには大きな経営判断を伴う全社的な取組みが必要になるため、オムニチャネルの有用性は認識されているものの、まだ部分的導入にとどまっている企業が多い。「スパイラルオムニチャネルソリューション」の提供を通じて、統括的なオムニチャネル推進をサポート。利用者にとってシームレスな環境を提供していく。
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