MM総研は「MM総研大賞2015」を発表、大賞はソフトバンクの「Pepper」に
2015年6月16日 15時14分更新
6月15日、MM総研は「MM総研大賞2015」の審査結果を発表した。
「MM総研大賞」はICT分野の市場、産業の発展を促すきっかけとなることを目的に創設された表彰制度。今回で12回目となっており、優れたICT技術で積極的に新市場の開拓に取り組んでいる企業を表彰している。
「MM総研大賞2015」ではスマートソリューション部門で6分野を設けて、分野ごとに「最優秀賞」を選定。またICT産業で大きな話題になった製品・サービスを選定する「話題賞」を設けたほか、“ものづくり” の分野で代表的な商品を「ものづくり優秀賞」を設けている。
最終的にこれらの中から、最もICT産業の発展に寄与した製品・サービスを「大賞」として表彰している。
今回大賞として選定されたのはソフトバンク ロボティクスの「Pepper」。機械学習を行い、クラウド上のAIに知識を集積し進化するという革新的な機能を搭載している点を評価。またコミュニケーション機能を持ったスマート・ロボットが一般家庭にも浸透し始める「ロボット元年」を代表するものとして「話題賞」も獲得している。
他の受賞分野は以下の通り。
スマートソリューション部門
・光回線サービス
NTTドコモ:「ドコモ光」
・生体認証ソリューション
NEC:「NeoFace」
・クラウド・アナリティクス
IBM:「Watson Analytics」
・ハイレゾオーディオ
ソニー:ハイレゾオーディオ対応商品群
・MVNOサービス
KDDIバリューイネイブラー:「UQ mobile」
ケイ・オプティコム:「mineo」
・MVNE サービス
インターネットイニシアティブ:「モバイルパートナープログラム」
ものづくり優秀賞
サムスン電子ジャパン:「Galaxy S6 edge」
NEC:「Micro Modular Server/相変化冷却ユニット」
話題賞
富士通:「モバイルイニシアチブ」
タカラトミー:「Robi jr. (ロビジュニア)」
Uber Japan:「UBER」
Sansan:名刺管理サービス「Sansan/Eight」
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