・対象はネットを通じ動画や音楽等を提供する事業者
・最優秀賞はNTTぷららのひかりTV
・ひかりTVは調査項目8分野中5分野で最高得点をマーク
MM総研は「スマートTVサービス AWARD2015」の結果を発表した。最優秀賞にはNTTぷららの提供する「ひかりTV」が5年連続で選ばれている。
「映像配信サービスAWARD」は2011年より開催されており、昨年からは調査内容も強化。名称も「スマートTVサービスAWARD」へ改めている。「スマートTVサービスAWARD」では同サービスを「インターネットを通じた動画サービスや音楽配信サービス、ショッピングサービス、電子書籍サービス、ゲームサービス、アプリなどのマルチサービス提供、またデバイス間連携による機能拡張を実現するテレビ端末やSTBを利用したサービス」と定義し、市場発展に影響を与えるサービスを総合的に調査・評価したものだ。
本AWARDではコンシューマ向けに多チャンネル放送やVOD(ビデオ・オンデマンド)等の動画サービスを中心に、様々なコンテンツを提供する主要な10事業を対象に調査を実施。昨年までは「先進性」、「市場性」、「コアバリュー」、「顧客志向性(サービス)」、「顧客志向性(機能)」、「顧客満足度」の6分野が評価対象となっていたが、本年からは更に「スマートTVサービス期待度」と「スマートTVサービス認知度」を追加し、全8分野について合計32項目にわたる重要度を算出。ポイント化して評価した。
結果概要は以下の通りとなる。
NTTぷららの「ひかりTV」は、総合評価AA、総合評価スコアで80.5点(100点満点中)を獲得して最優秀賞となった。ひかりTVは評価対象の8分野のうち、先進性、コアバリュー、顧客指向性(サービス)、顧客志向性(機能)、スマートTVサービス認知度の5分野で最も高い評価となっている。2013年6月に新型チューナー(Android4.0搭載)を発売し、テレビ、音楽、さらには日本初となるクラウドゲームなど様々なサービスを幅広く展開しているのが特徴だ。