部門によっては特定ベンダーが全項目1位も――法人向けセキュリティ顧客満足度調査

2015年3月18日 14時24分更新


・従業員1000名以上のITセキュリティ担当者を対象とした調査

・調査部門が「メールセキュリティ」をはじめ20以上あり、かつ各部門の調査項目も10に渡っている

・部門によってはひとつのベンダーが全調査項目において1位になったものもある

 
 
 イードは3月4 日、日本のエンタープライズ企業における、セキュリティ製品およびサービスの顧客満足度調査結果を法人向けセキュリティ顧客満足度調査(エンタープライズセキュリティアワード2015)として発表した。

 従業員数1,000名以上の企業および組織で、ITセキュリティの運用または選定担当者を対象に、主要セキュリティ製品およびサービスの利用満足度に関するアンケートによって行ったもので、今回で4回目を迎える。投票受付は、2014年12月19日より12月26日までWeb上で実施し、417名の有効回答を得ている。

 部門は20以上に渡り各部門において、以下の項目でベスト1を定めている。
・導入満足度:製品・サービスの導入時の満足度
・運用管理満足度:日々の運用管理負荷に関する満足度
・対費用効果満足度:費用と得られた成果・メリットに関する満足度
・スループット満足度:スループットに関する満足度
・品質精度満足度:誤検知の多寡など精度に関する満足度
・トラブル対応満足度:トラブル対応に関する満足度
・サポート満足度 :サポートに関する満足度
・総合満足度 :すべての項目をまとめた総合的な満足度
・今後も利用し続けたい1位:継続利用意向
・誰かにすすめたい1位:第三者への推薦意向

 項目が多岐に渡るものの、1つのベンダーが全部門で1位になったものは以下の通り。

・クライアントPCアンチウイルスの部:Kaspersky

・メールセキュリティの部:シマンテック

・IT資産管理の部:インテリジェントウェイブ

・セキュリティ監視・SOCサービス:NRI セキュアテクノロジーズ

・脆弱性診断サービス(対象:サーバ、ネットワーク):セキュアスカイ・テクノロジー

・統合ログ管理の部:IBM

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