ヤフー、ヤフーカスタマーリレーションズ株式会社のコンタクトセンター全事業を統合
2014年6月13日 12時30分更新
・ヤフーが、連結子会社であるヤフーカスタマーリレーションズ株式会社のコンタクトセンター全事業を統合
・コンタクトセンターを、「プロフィット」へ転換させる取り組みが業界問わず盛んに
ヤフー株式会社は、2014年8月1日(予定)を効力発生日として、Yahoo! JAPANの連結子会社であるヤフーカスタマーリレーションズ株式会社のコンタクトセンター全事業を会社分割(簡易吸収分割)によりYahoo! JAPANに承継する契約を締結したと発表した。
コンタクトセンター業務における「業務ノウハウの蓄積」「運営の効率化」を目的として設立されたヤフーカスタマーリレーションズ。八戸、高知、北九州、大分と全国4ヶ所に拠点があったヤフーカスタマーリレーションズは、それぞれヤフー株式会社に引き継がれる。
今後は、刻々と進化していくインターネット環境において、顧客ニーズを生かしたサービスの開発が注力すべき領域の1つとなっており、Yahoo! JAPANのサービス作りやサービスの改善にも活かすことを目的とした統合となっている。
例えば顧客対応部門で得られた「生の声」を、サービス開発に活かすのはもちろん、いわゆる「ビッグデータ」の活用もその一つに挙げられる。昨今の流れとして、顧客対応部門は、「コストセンター」から「プロフィットセンター」へとその役割を変えつつあるようだ。
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