イード・アワード2015 中小企業法人セキュリティ発表、全16部門の満足度を調査

2015年4月9日 12時20分更新


 4月7日、イードが運営するネットワークセキュリティ情報サイトScanNetSecurity(http://scan.netsecurity.ne.jp/)は、日本の中小企業におけるセキュリティ製品、およびサービスの顧客満足度調査の結果を発表した。

 調査は従業員数300名未満の企業及び組織で、ITセキュリティの運用または選定に関わる人を対象に実施された。有効回答数は863。期間は2014年12月19日より12月26日まで。調査手法はアンケートを採用し、主要セキュリティ製品およびサービスの利用満足度について質問している。
 イードが実施しているITセキュリティ製品の満足度調査としては今回で4回目となる。

全16部門と、その最優秀賞は以下の通り。

・ゲートウェイに設置するセキュリティ機器や統合型アプライアンスの部ジュニパーネットワークス
・IDS/IPSの部:IBM (IBM Security Network IPS)
・Webアプリケーションファイアウォールの部:F5(BIG-IP Application Security Manager)
・クライアントPCウイルス対策の部:エフセキュア
・ゲートウェイウイルス対策の部:エフセキュア
・メールセキュリティの部:キヤノンITソリューションズ(GUARDIANWALL)
・URLフィルタリングの部:トレンドマイクロ(Inter Scan)
・IT資産管理の部:クオリティ(QNDシリーズ)
・脆弱性検査ツールの部:日本IBM (Proventia Network Enterprise Scanner/Rational AppScan)
・標的型攻撃対策製品の部(ネットワーク・Web対策製品):トレンドマイクロ社の製品
・標的型攻撃対策製品の部(ネットワーク・メール対策製品):トレンドマイクロ社の製品
・情報漏洩対策の部:シマンテック(Symantec Data Loss Prevention)
・暗号化による情報漏洩対策の部:NEC (InfoCage)
・総合情報セキュリティコンサルティングの部:NEC
・セキュリティ監視・SOCサービスの部:NTT コミュニケーションズ
・統合ログ管理の部:McAfee(各製品)

 最優秀賞が部門賞を独占したのは「ゲートウェイに設置するセキュリティ機器や統合型アプライアンスの部」のジュニパーネットワークス、「クライアントPCウイルス対策の部」のエフセキュア、「メールセキュリティの部」のキヤノンITソリューションズ、脆弱性検査ツールの部の日本IBM、暗号化による情報漏洩対策の部のNEC。特にトレンドマイクロはURLフィルタリングの部、標的型攻撃対策製品の部、標的型攻撃対策製品の部の3つで独占している。

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