日本におけるアプリダウンロード数1位はショートムービーアプリ「TikTok」、消費支出額1位は電子マンガ・ノベルサービスの「piccoma ピッコマ」となった。
2023年の調査でアプリダウンロード数1位だった「Mynaportal AP」は10位に下がり、6位だったTikTokが1位に上がった。
その他には、昨年1つもランクインしていなかったゲームカテゴリーでの2つのアプリ「Fat Goose Gym ぽちゃガチョ!」と「Legend of Mushroom キノコ伝説:勇者と魔法のランプ」のランクインや、昨年ランクインしていなかったショッピングアプリの「MatsuKiyo Cocokara マツキヨココカラ公式アプリ」や「Temu」がトップ10に入った。
消費支出額トップ10のランキングには、10個中8個がゲームアプリ、その他の2つは「piccoma ピッコマ」と「LINEマンガ」と収益化につながるジャンルが明らかとなった。
また、カテゴリ別の分析は以下となっている。
・ゲームアプリ
2024年第1四半期のインストール数は2023年第4四半期と比較して18%増加。
アーケードゲーム、カードゲーム、シミュレーションゲームが大幅に成長。
ユーザーの平均アプリ内滞在時間は、2022年の26.37分から2024年には27.37分に増加。
・ファイナンスアプリ
2023年のインストール数は前年比27%増、セッション数は前年比22%増。
LTV(顧客生涯価値)は、インストール当日に3.23ドル、最初の月末までに14.16ドルに達し、世界の中央値を上回る結果に。
・Eコマースアプリ
セッション数は2022年から2023年にかけて4%増加、2024年第1四半期にはさらに2%増加。
LTVは世界の中央値を上回り、消費支出額は前年同期比28.4%増。
・コネクテッドTV
調査対象企業の24%が、2024年までにコネクテッドTVによる収益が60〜80%を占めると予測。
詳細なレポートは以下のリンクからご確認下さい。
モバイルアプリトレンドレポート 2024:日本版