楽天「2023年 エンタメ上半期ランキング」
2023年6月21日 10時50分更新
楽天グループ株式会社は、運営するオンライン書店「楽天ブックス」、電子書籍ストア「楽天Kobo電子書籍ストア」、電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」、定額制の音楽聴き放題サービス「Rakuten Music」、動画配信サービス「Rakuten TV」を対象に集計した「2023年 エンタメ上半期ランキング」を6月20日に発表した。
・「楽天ブックス」2023年 上半期総合ランキング
『ゼルダの伝説』シリーズ待望の最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が総合1位に。名作コミック『ONE PIECE』も11年連続トップ5入り
・「楽天ブックス」2023年 上半期 限定特典付きCDランキング
「楽天ブックス」における限定特典付きCDの売り上げは2022年上半期と比較し約1.2倍(注1)となり、特典付き商品が人気の傾向。ランキング1位はKnight A – 騎士A -の『AllVIN』で、オフラインイベント(ハイタッチ会)の参加抽選権利や、各メンバーが描かれたポストカードがランダムに付属される特典が付帯
・「楽天Kobo電子書籍ストア」2023年 上半期総合ランキング
アニメや実写映画でも人気が高い『キングダム』が1位を獲得。2位の『ブルーロック』、4位の『【推しの子】』などアニメ化、映像化された作品の原作マンガが根強い人気
・「楽天マガジン」2023年 上半期カテゴリー別閲覧数伸長率ランキング
コロナ禍の行動制限緩和に伴い、『海外旅行ガイド(ムック)』カテゴリーが1位に。2022年上半期と比較して閲覧数が約1.6倍(注2)に伸長
・「Rakuten Music」2023年 上半期総合ランキング
2022年にヒットした人気ドラマ「silent」の主題歌になったOfficial髭男dismの『Subtitle』が首位に。4位に『ミックスナッツ』、9位に『ホワイトノイズ』がランクインするなど、Official髭男dismの人気に注目
・「Rakuten TV」2023年 上半期総合ランキング
タイドラマと韓国ドラマがトップ10を独占し、全作品が「BL」ドラマという結果に。SNSでも瞬く間に話題となった『Love in The Air』が1位にランクインし、引き続き「BL」コンテンツが人気傾向
各ランキングの詳細は以下の通り。
「楽天ブックス」2023年 上半期総合ランキング
・集計期間: 2023年1月1日(日)~ 2023年5月31日(水)
・集計方法: 「楽天ブックス」での販売数をもとに集計(予約販売を含む)
・「楽天ブックス」2023年 上半期総合ランキングURL:
https://books.rakuten.co.jp/event/firsthalf-ranking/
「楽天ブックス」上半期総合ランキングで1位となったのは、大人気ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズ最新作の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』だった。今作は2017年に発売された前作である『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と比較すると予約開始後から発売日1週間までの売り上げが約22倍(注3)となり、高い人気を集めた。2位にランクインしたのは「週刊少年ジャンプ」の名作コミック『ONE PIECE』の105巻。『ONE PIECE』は「楽天ブックス」の上半期総合ランキングにおいて、2013年から今年で11年連続でトップ5にランクインしており、根強い人気を継続している。
また、Snow Manの作品がトップ10のうち3作品(3位、6位、10位)ランクイン。3位の『タペストリー / W』は、メンバーの目黒 蓮が主演を務めた映画『わたしの幸せな結婚』の主題歌『タペストリー』を収録した8枚目のシングルCD作品だ。また、5人での活動が今年で最後となったKing & Princeも3作品がトップ10入り(4位、5位、8位)を果たしている。
■「楽天ブックス」2023年 上半期 限定特典付きCDランキング
・集計期間: 2023年1月1日(日)~ 2023年5月31日(水)
・集計方法: 「楽天ブックス」限定特典付きCDの販売数をもとに集計(予約販売を含む)
・「楽天ブックス」2023年 上半期 限定特典付きCDランキングURL:
https://books.rakuten.co.jp/event/firsthalf-ranking/?junle_id=9
2023年上半期の「楽天ブックス」における限定特典付きCDの売り上げは2022年上半期と比較して約1.2倍(注1)となり、特典付き商品の人気の高まりがうかがえる。1位となったのは、動画とライブ配信を中心に活動する5人組アイドルユニットKnight A – 騎士A -の『AllVIN』だった。「楽天ブックス」限定特典として、ハイタッチ会参加への抽選権利や各メンバーが描かれたポストカードが含まれている。
また、今年4月にBE:FIRSTの3rdシングルCDとして販売された『Smile Again』の、各メンバーの絵柄付クリアファイルがランダムに入った限定特典付きCDが2位となった。『Smile Again』をはじめ、トップ10の半数は複数の絵柄の中からランダムに選ばれた1種類の特典が付属するタイプの限定特典付き商品となり、ランダムな特典の人気傾向がうかがえる。さらに、コロナ禍で自粛されていたオフラインのイベントに関連する特典を付属した作品が3作品ランクイン(1位、3位、10位)し、「アーティストに直接会いたい」というファンの思いが感じられる結果となった。
■「楽天Kobo電子書籍ストア」2023年 上半期総合ランキング
・集計期間: 2023年1月1日(日)~ 2023年5月31日(水)
・集計方法: 「楽天Kobo電子書籍ストア」での販売数をもとにシリーズごとに集計 ※雑誌を除く
「楽天Kobo電子書籍ストア」で上半期1位となったのは、アニメや実写映画でも高い人気を誇る『キングダム』だった。2022年7月に映画版第2作が公開された『キングダム』は、2022年の年間総合ランキングでも2位にランクインしており、安定した人気が続いている。
2位には昨年アニメ放送が開始し、人気が加速している『ブルーロック』がランクインした。また、4位の『【推しの子】』も今年4月のアニメ放送開始をきっかけに人気が急上昇している。トップ10にランクインしている作品はすべてアニメ化されていることから、アニメ化原作コミックの根強い人気がうかがえる結果となった。
■「楽天マガジン」2023年 上半期カテゴリー別閲覧数伸長率ランキング
・集計期間および集計方法: 2022年1月1日(土)~2022年5月31日(火)と2023年1月1日(日)~2023年5月31日(水)の期間の、取扱雑誌・ムック各号の閲覧数をもとにカテゴリーごとの伸長率を独自に算出
「楽天マガジン」の上半期ランキングでは、『海外旅行ガイド(ムック)』カテゴリーが1位、『国内旅行ガイド(ムック)』が2位となった。『海外旅行ガイド(ムック)』は「2022年 エンタメ年間ランキング」では伸長率がトップ5圏外だったが、新型コロナウイルスの5類への移行と出入国時の水際措置の緩和により、海外旅行への需要が急増したことから堂々の1位に輝いた。
また、『国内旅行ガイド(ムック)』カテゴリーは、外出をする人が増える中で国内旅行への関心が高まり、2023年1月と比較して5月の平均月間閲覧数が約109.2%と伸長している。「海外」「国内」旅行の需要がともに高まっており、「楽天マガジン」の閲覧においても今年のトレンドが色濃く反映される結果となった。
■「Rakuten Music」2023年 上半期総合ランキング
・集計期間: 2023年1月1日(日)~ 2023年5月17日(水)
・集計方法: 「Rakuten Music」での楽曲ごとの再生ユニークユーザー数を集計
・「Rakuten Music」2023年 上半期総合ランキングURL:
https://music.rakuten.co.jp/news/award/seasonal/2023/first-half/
今回の「Rakuten Music」2023年 上半期ランキングで堂々の1位を獲得したのは、数多くのラブソングを世に生み出してきたOfficial髭男dismの『Subtitle』だ。『Subtitle』は、昨年フジテレビ系で放送された大人気ドラマ「silent」の主題歌だった。本ドラマは、主演を川口 春奈、相手役をSnow Manの目黒 蓮が演じており、幅広い層から人気を集めていた。Official髭男dismの楽曲はトップ10に3曲ランクインするなど、安定的な人気がうかがえる結果となった。
また3位となった『KICK BACK』は、米津 玄師と、ロックバンドKing Gnuで活躍する常田 大希の共同編曲による楽曲で、TVアニメ「チェンソーマン」のオープニングテーマ。他にも、4位の『ミックスナッツ』、8位の『新時代』、9位の『ホワイトノイズ』、10位の『第ゼロ感』とランキングのトップ10にアニメ映画に関連した楽曲が5曲ランクインし、人気の傾向が見受けられる。
■「Rakuten TV」2023年 上半期総合ランキング
・集計期間: 2023年1月1日(日)~ 2023年5月20日(土)
・集計方法: 「Rakuten TV」での売り上げ金額をもとに集計(ライブ配信作品を除く)
今回1位となったのは、タイドラマ『Love in The Air』だ。本作品は、放送するたびにSNSでも話題になった、4人の主人公が織りなす激しくも優しいラブロマンス。タイの「BL」ドラマの中でも高い支持を誇る脚本家のオーラワン・ウィチャヤワナクンの作品で放送前からファンの関心が高く、人気を得た。また2位となったタイドラマ『Between Us~縒り合わせる運命~』は、過去に大ヒットした「BL」ドラマ『Until We Meet Again~運命の赤い糸~』のスピンオフ作品だ。『ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance』などの数々の名作を世に生み出してきた制作会社Studio Wabi Sabiの最新作となっている。
また、今回3位にランクインした韓国「BL」ドラマ『俺は恋愛なんか求めてない!』の原作であり、韓国で2018年に連載を開始したPIBIによるウェブ漫画「非意図的恋愛談」(韓国原題)は、韓国で行われた「2021 BL COMIC AWARD」eブック大賞を受賞した幅広い層から愛される作品だ。昨年に引き続き「BL」作品は高い人気を誇っており、「Rakuten TV」での人気が定着している様子がうかがえる。
※本お知らせに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。
(注1)2022年1月1日(土)~2022年5月31日(火)および2023年1月1日(日)~2023年5月31日(水)における「楽天ブックス」での限定特典付きCDの販売データを比較
(注2)2022年1月1日(土)~2022年5月31日(火)と2023年1月1日(日)~2023年5月31日(水)における「楽天マガジン」での「国内旅行ガイド(ムック)」カテゴリーにおける閲覧数をもとにした独自の算出による比較
(注3)2017年1月21日(土)~2017年3月10日(金)および2023年2月9日(木)~2023年5月19日(金)における「楽天ブックス」での『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』それぞれの予約販売開始日から発売日1週間後までの販売データを比較