『スマホ決済サービス』満足度調査、総合満足度1位は「メルペイ」ーoriconME調べ

2020年9月3日 13時28分更新


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 顧客満足度調査を実施する株式会社oriconMEは、『スマホ決済サービス』についての利用動向、満足度調査を実施し、その結果を「オリコン顧客満足度」公式サイト内にて発表した。

≪満足度ランキング≫

■初となる『スマホ決済サービス』の満足度調査、【メルペイ】が総合1位
 今回、初となる『スマホ決済サービス』の満足度調査。【メルペイ】が総合1位となった。【メルペイ】には、「メルカリをやっているので、そこでの売り上げ金をそのまま支払いに使うことができ、自分でお金をチャージしたり動かさなくて済む点が楽(40代・女性)」「メルカリも使用しているので、売上額がすぐにメルペイに反映される点も良いです(30代・女性)」「メルカリの売上額が、そのまま利用できるのは非常に便利(30代・男性)」などの声が寄せられ、フリマアプリ「メルカリ」利用者から高評価の声が見受けられた。
 その他、評価項目別の「アプリの使いやすさ」、決済種別の「コード決済」で1位となり、「アプリの使いやすさ」に関しては、「アプリ内の切り替えがスムーズで使い勝手がシンプル(40代・男性)」「支払いの画面がごちゃごちゃしておらずすっきりとしていて見やすく、好感が持てます(30代・男性)」「利用履歴やポイント履歴も見やすい(60代・男性)」といった使いやすさ・見やすさに対する評価の声も見受けられた。

■10・20代1位【LINE Pay】 友達とのつながり重視
 年代別ランキングの各年代の結果は、【PayPay】が「30代」と「60代以上」で1位となっているが、その他の年代では1位が分かれる結果となった。

「10・20代」1位の【LINE Pay】には、「残高が分かりやすい、気軽にチャージできるので便利。友達同士で送金できるのが便利(20代・女性)」「友人との割勘がスムーズにいくようになった(50代・女性)」など、友達同士の送金が便利といった声や、「さまざまな銀行やサービスとの連携が取れており、活用しやすい(20代・男性)」「LINEの他の機能との連携が取りやすく、ポイントがよく貯まる(20代・男性)」など、「機能性」も評価する声も見受けられた。また、点数も74.37点と、年代別ランキングでは最高得点となっております。
 一方、「30代」「60代以上」1位の【PayPay】は、「使える店舗が非常に多い。PayPayなら払える店も多いので、少しでも得になると嬉しい(30代・女性)」「加盟店が多く、近所の小さな商店でもできるところがあった(30代・男性)」「タクシーの利用が便利になった(60代・男性)」など、こちらはどこでも利用できるといった「利便性」に魅力を感じているコメントが見られた。

■女性 1 位【モバイル WAON】、買い物や生活に紐づいたサービスで高評価
 男女別ランキングの「男性」では、1位【d払い】となった。【d払い】には、「ポイント還元キャンペーンが豊富(30代・男性)」「キャンペーンが豊富でポイントが貯めやすい(20代・男性)」など、キャンペーンを評価する声が上がり、評価項目「キャンペーン・ポイント」でも1位となった。
 「女性」ランキングの1位 【モバイルWAON】は、「ポイントとWAONポイントが別で貯まるので、嬉しいです(40代・女性)」「イオン系なので近所のマルエツでも、ミニストップでも、まいばすけっとでも使える(50代・女性)」など、こちらもポイントの評価と、また、買い物や生活に紐づいたサービスが高評価を受けているようだ。

≪調査概要≫
サンプル数:4,402人
規定人数:100人以上
調査企業数:14社
定義:QRコード、バーコード、非接触型決済などスマートフォンを利用したキャッシュレス決済を提供する企業
調査期間:2020/06/05~06/11
調査対象者:性別 指定なし、年齢 18~84歳、地域:全国
条件:1か月に1回以上、スマホ決済サービスを利用した人

《スマホ決済サービスの利用動向》
■利用開始時期は、2019 年の「キャッシュレス・ポイント還元事業」時期が最多
新型コロナの影響軽微

 今回の調査では、「スマホ決済サービスの利用開始時期」、「使い始めた理由」、「新型コロナウイルスの影響による利用頻度の変化」についても調査した。

 「利用開始時期」は、各社のキャンペーン合戦や、キャッシュレス・ポイント還元事業が始まった「2019年」が「41.5%」と最多。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発出後の4月~6月の3ヶ月では「4.9%」にとどまった。

 「スマホ決済サービスを使い始めた理由」についても、「新型コロナウイルスの影響で、現金を使わないようにしているから」は「1.8%」で、「利用開始時期」も含め、新型コロナウイルスの影響でスマホ決済サービスの利用を開始したというのはほぼないと言える。キャンペーンやポイント還元関連の項目が「20%台後半から30%台前半」となり、やはり、この辺りの理由が大きいようだ。その他、「支払いの際に現金を出すのが面倒だから」が「29.9%」と高い数値となっている。

■新型コロナウイルス感染予防の観点から利用しているという声も
 ただやはり、「新型コロナが流行して現金を触りたくないので出来るだけキャッシュレス決済を利用するようにしており、大変便利です(PayPay・30代・女性)」「コロナ禍の中で、金銭の支払いがスムーズにできる。感染予防ができる(PayPay・60代・女性)」「現金派だったが、スマホ決済にしたらレジがスムーズになり良い。お金の手渡しがないので新型コロナウイルス対策にもよい(楽天Edy・50代・女性)」「コロナ対策としてノータッチで決済でき、ポイントも貯まるのは良い(ファミペイ・60代・男性)」など、新型コロナウイルス感染予防の観点から利用しているという声も見受けられた。

■新型コロナウイルスの影響による利用頻度、約6割が変化なし。外出自粛で店舗利用は減少
 利用場所の「新型コロナウイルスの影響による利用頻度の変化」の結果。スマホ決済サービスの「店舗での利用(コンビニや自販機など)」「サービスでの利用(フードデリバリーサービスやネット通販など)」ともに同じような結果となり、スマホ決済サービスの利用頻度は「変わらない」が「60%程度」となった。

 スマホ決済サービスの「サービスでの利用(フードデリバリーサービスやネット通販など)」に関しては、「スマホ決済サービスの利用頻度は増えた」が「19.2%」で、巣ごもり消費の一端が垣間見られそうな数値となった。スマホ決済サービスの「店舗での利用(コンビニや自販機など)」については、「スマホ決済サービスの利用頻度は減った」が「14.3%」となり、不要不急の外出自粛で、店舗に行くこと自体の減少などの影響も考えられそうだ。

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