QRコード決済ランキング発表(JCSI)
2023年9月28日 10時49分更新
サービス産業生産性協議会では、この度、2023年度「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」第2回調査として、7業種(通信販売、エンタテインメント、フィットネスクラブ、銀行、ガス小売、QRコード決済、電子マネー)の顧客満足度を発表した。
本調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」等を数値化・可視化して、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的とした日本最大級の顧客満足度調査だ。顧客満足度並びに関連指標の計9 指標を調査している。9 指標のうち、特に経営目標に活用しやすい「顧客満足」「推奨意向(おすすめ度)」「感動指標」の3 指標の結果は以下の通り。
※9指標については、プレスリリースP5指数化の方法を参照。各指標の結果については別添・詳細資料参照。
今回はそのうち、QRコード決済の顧客満足度について抜粋する。
QRコード決済【特別調査】
顧客満足スコア上位 | ||
---|---|---|
1位 | 楽天ペイ | 72.6 |
2位 | d払い | 70.3 |
3位 | PayPay | 69.4 |
※2023年度に顧客満足度スコア上位となった企業・ブランドの推移を表示
※平均にはランキング対象外調査企業・ブランドの結果も含む
[調査企業・ブランド]
ランキング対象:au PAY 、d払い、PayPay 、メルペイ、LINE Pay 、楽天ペイ(6 企業・ブランド)
※QRコード決済業種は、支払い手段として、物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態(=キャッシュレス)のうち、QR コード・バーコード決済を行っている企業・ブランドのみを選定対象とした。
6指標順位表
※原則として、各業種の中央値以上の企業・ブランドを表示
感動指標・失望指標・CSR指標 順位表
感動指標・失望指標とは
「当企業・ブランドを 利用した際に次のようなこと 下記 をどの程度経験しましたか」という設問に対する「1 全くない」~「10 ほぼ毎回」の10段階の回答結果を、100 点満点に指数化したもの。
<感動指標・失望指標の設問表現>
■感動指標 「びっくりした 良い意味で 」「うれしい」「楽しい」「興奮した 良い意味で) 」の4項目
■失望指標 「がっかりした」「いらいらした」「苦痛に感じた」「つまらない」「腹立たしい」の5項目
CSR指標とは
『あなたが利用した(当企業・ブランド)に関する以下の4 項目(下記)について、「1 全く当てはまらない」から「7 非常に当てはまる」の7 段階でお答えください。』 という設問に対する7 段階の回答結果を、100 点満点にて指数化したもの。
<CSR 指標の設問表現>
・エコロジー:エコロジー(自然環境保護など)への取り組みは高く評価できる
・情報公開:当企業・ブランドは、適切に情報公開を行っている
・消費者保護:当企業・ブランドは、消費者保護に十分な配慮をしていると思う
・地域社会貢献 :当企業・ブランドを地域・社会に貢献する良き企業市民として認めることができる
2023年度 サービス産業生産性協議会調べ