NTTドコモの 新機種、サービスの発表
2021年10月6日 15時57分更新
NTTドコモは6日に記者説明会を開催し、2021-2022冬春 新商品に関する発表を行った。
■ 5Gについての紹介
NTTドコモの「瞬速5G」は、3.7GHzと4.5GHz、そして28GHzという3つの新しい周波数帯域を用いることで、5Gの「高速・大容量」という特徴をフルに発揮できる通信サービスで、2021年8月には基地局数が12,000局に達している。
また、今月10月からは再生可能エネルギー指定の非化石証書なども含めた実質再生エネルギー100%の電力で提供される「グリーン5G」が開始された。
そしてそして本日発表された2021-2022冬春 新商品については全機種が5G対応機種となる。
■ スマートフォン8機種
ドコモは、スタンダードモデル1機種、あんしんスマホ・らくらくスマートフォン2機種の計3機種を新たに開発し、2021年12月中旬以降に順次発売する。
これにより2021-2022冬春モデルは、発表済みの5機種を含めて全8機種となり、すべての機種が5Gに対応する。
■ ドコモマイネットワーク構想
ドコモは5G対応のスマートフォンをハブとして、多彩な周辺デバイスを連携させ、「5Gオープンパートナープログラム」のパートナーと最新のサービス・ソリューションを展開する「マイネットワーク構想」を進めている。
今回の発表ではマイネットワーク構想の一部にあたる、デバイスの提供手段の拡大を狙いにしたサービス「kikito デバイスガイド」アプリの提供開始、また周辺デバイスとして、ARグラス「Nreal Air」、5G対応PC「Think Pad X1 NANO」を発表。
・「kikito デバイスガイド」アプリを提供開始
~新しいデバイスと「出会う」ことから「楽しむ」ことまで幅広くサポート~
「kikito デバイスガイド」アプリは、ドコモが開発した AndroidTM・iOS 対応アプリ。
「新しいデバイスとの出会い」や「困りごとの解決」から「活用方法の提案」まで、デバイスの利用体験を幅広く
サポート。ドコモ以外のスマートフォンユーザーも利用可能。
デバイスを本アプリに登録すると、取扱説明書の確認、便利な使い方の確認、対応デバイスや関連サービスの確認、ECサイト等からのデバイス・付属品・消耗品の購入、不要になったデバイスのフリマサイト・中古販売店等への売却まで、利用できる。
本アプリは、Google Play、Appストアからダウンロードし、無料で利用可能となる。
■ 発表されたアプリ、OSアップデート
・SNS launcher
スマートフォンのホーム画面を左右にフリックするだけで、SNSを素早く起動でき、ホーム画面上でSNSアプリの新着メッセージを確認できるなど、SNSのスムーズな閲覧や返信が可能。また、壁紙が映えるすっきりしたレイアウトが特長となっている。
・「スグアプ」のバージョンアップ
「スグアプ」は、スマートフォンを振ることで、事前に設定したアプリを起動できるアプリだ。今回、アイコン同時表示機能が追加となり、事前に設定した最大5つのアプリについて、クイックなアプリの切り替えが可能となる。
例えば、レジ前において、「d 払い®」などの決済アプリと、飲食店や書店などのポイントカードアプリを同時に利用したい場合、それぞれのアプリを探すことなく提示することが可能となる。よく利用するアプリを事前に登録することで、すぐにアプリを切り替えることができる。
・「Android™ 12」に対応
Android の最新OS「Android 12」に対応。発売済みの機種を含め、ドコモの Android スマートフォン全46機種が対象となり、順次バージョンアップする予定。
「Android 12」では、プライバシーが強化・UI がリニューアルされ、「スクロールスクリーンショット」などの新しい機能も追加。
{追加される主な機能}
・カメラ、マイク使用中にアイコンが表示され、カメラ、マイクを使用していることが一目で分かるように
なる。
・クイック設定パネルや通知がリニューアルされ、使いやすくなる。
・「スクロールスクリーンショット」で好みの範囲のスクリーンショットを撮れるようになる。