お得な「ふるさと納税」ランキング2014~お米編~ 1位は「あなんの誉」

2014年4月16日 11時35分更新

・盛り上がりを見せる、ふるさと納税の特典
・お米部門1位は、長野県阿南町の「あなんの誉」
・地方の直接財源になり大きな支援となっている

 
 
 日本人の主食である「お米」を、ふるさと納税の特典にしている自治体は150を超える。寄付額に対してもらえるお米の量でコストパフォーマンスが高い「ふるさと納税」のランキングしてみると……。
 
 1位は地元で作っているコシヒカリ、あきたこまち、天竜乙女の3種をブレンドした「あなんの誉」を提供する長野県阿南町である。1万円以上の寄付で20kg、2万円以上の寄付で40kg、3万円以上の寄付で60kgを受け取れる。

 ふるさと納税の仕組みはやや複雑だが、簡単に説明すると次のようになる。2,000円以上のふるさと納税をすると、2000円を超える部分の金額が本来支払うべき所得税や住民税から控除される、という仕組み。つまり長野県阿南町に1万円のふるさと納税をすると、8,000円分の税金が控除され、かつ20kgのお米をもらえるということだ。2,000円で20キロのお米が買えたことになる(ただし確定申告の手間が発生するが)。そう考えるとランキング1位に人気がでるのも頷ける。

 2位は1万円以上で15kgの「キヌヒカリ」を提供する滋賀県多賀町。3位には1万円以上の寄付で幸手産「コシヒカリ」を13.5kgもらうことができる埼玉県幸手市。4位に8000円以上の寄付で「コシヒカリ」10kgをもらえる奈良県御杖村と、2万円以上の寄付で「なはりの米」25kgをもらえる高知県奈半利町が同率でランクイン。

 ランキング1位の長野県阿南町役場振興課「ふるさと納税」担当者の田嶋由章さんは、「昨年度は6500件の申し込み、金額で1億4100万円の寄付をいただきまして、大変ありがたく感じております」と語る。ふるさと納税は地方の自治体にとって大きな収入源となっている。阿南町としては遊休荒廃農地の防止にもにつながっているようだ。

 またふるさと納税には、主な使用用途も明記されており、阿南町では「町内のコメ生産農家の支援」とはっきり明記してる。こうしたわかりやすさも、特典と同様に応援が集まりやすい要因かもしれない。

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