訪れた中で一番良かったポーランド観光スポットのランキング、フォートラベルが発表!1位はオシフィエンチム

2017年6月7日 15時40分更新


 フォートラベル社は自社会員を対象とした「今まで訪れた中で一番良かったポーランド観光」の調査結果を発表した。

 ポーランドは昨年2016年で建国1050周年を迎え、ドイツとロシアの間という不幸なロケーションも相まって、凄まじい苦難を経験し、一度は120年以上にわたって地図上から消されました。また、ポーランドといえば共産主義、という暗いイメージを持っている人も多くない。しかし、実は首都ワルシャワ、古都のクラクフなど美しい都市をいくつも持つ非常にこれからが楽しみな国の一つといわれている。
治安も良く、日本人が滞在したり、観光で泊まるようなホテル周辺、旧市街などは夜でも街灯で明るい。食事も日本人好みの料理が多いようだ。

◆ランキング結果

ポーランド

第1位はオシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館。

ポーランド1位

 「かなり敷地が広くツアー参加で詳しく説明してもらい充実できて良かった。初めて行く方はツアーガイド付きをおすすめします。英語ツアーだがなんとなく話はわかり胸が痛んだ。」という口コミもあり、110万以上の人々が殺戮された20世紀最大の悲劇の地となったアウシュヴィッツ強制収容所の歴史を知り、ツアーを回ることでその土地でしか感じることのできない想いが心に刻まれるだろう。

第2位はヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート)。

ポーランド2位

 世界文化遺産として登録されている世界有数の大規模な岩塩発掘。廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古。坑夫たちが信仰のために岩塩を彫り上げたもので、さらには屈曲した部屋や礼拝堂が岩塩で形成され、
岩塩採掘史の展示までがなされていて、岩塩製の地下大聖堂では、クリスマスイベントが開催されるなど、とても人気のスポット。

第3位はビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所)。

ポーランド3位

 第一収容所から無料バスが出ている。死の門をくぐると広大な敷地が広がっており、一部でかつての建物は復元されているが、ほとんどが草原。そしてレールだけが残っているという状況。ガス室も破壊された跡があり、こちらはほとんど何も残っていない。ただただ、いかにホロコーストが悲惨なものだったのか、粗末な建物を見て当時の歴史を感じる事ができる。
 
 
 直行便がなく、ドイツやドバイなどでも乗り換えが必須だった空の便も、2016年1月にポーランド航空から念願の直行便ができたことによってさらに身近な国になりつつあるポーランド。一度訪れてみてはどうだろうか。
 
 
 
 

 

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