アジアの人気海外旅行先トップは今年も「日本」!リピーターに好まれる地方観光地に「日光」「軽井沢」

2018年12月6日 10時59分更新


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 日本政策投資銀行と公益財団法人日本交通公社は、2018年度版の「アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査」を発表した。同調査は韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスの12地域を対象に調査したもの。

 2018年7月の調査によると、アジア8地域で選んだ「海外旅行したい国」は7年連続で日本が1位。訪日旅行の満足度は「満足」との回答が86%、日本への再訪意向も54%と過半数を超えた。

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 また、訪日旅行での興味関心をみると、日本の「自然」「食」「歴史・文化」「四季」に関する興味はアジアと欧米豪共通で高い一方で、地域によって異なる傾向も。アジアでは訪日旅行で体験したいことのトップが「桜の鑑賞」(59%)となったほか、「温泉への入浴」(51%)、「雪景色鑑賞」(51%)が含まれているが、欧米豪での1位は「日本庭園の見物」(62%)。また、アジアでは上位とならなかった「有名な史跡や歴史的な建築物の見物」(55%)、「世界遺産の見物」(51%)が上位にランクインした。

 IR(日本版統合型リゾート)への関心では、全体の約6割が「行ってみたい」と回答。その割合が最も多いのはタイで、次いで中国、インドネシア、マレーシアと続く。その一方、米国や英国、フランス、豪州では「関心はない」との回答が最多となり、二極化の様子がうかがえた。

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 また、同調査では、訪日経験者の割合が8割を超える台湾と香港について、リピーターが行きたい地域を抽出。その結果、日光、軽井沢、金沢、立山/黒部、飛騨/高山、四国などが特にリピーターに人気となっていることが判明した。

 訪日観光客への案内や見せ方など工夫をすることや、地方へのインバウンド誘客には、広域周遊ルートの設定とプロモーション、二次交通によるアクセスの改善をすることで、更なる訪日観光客、リピーター増加が期待できそうだ。

【調査概要】
 同調査はアジアと欧米豪12地域を対象に例年まとめているもの。今回は西日本豪雨や台風21号、北海道胆振東部地震など、2018年7月以降に発生した災害に関する意識調査が追加されている。
 調査対象は20歳から59歳までの男女のうちアジア・欧米豪12地域(韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス)に住む海外旅行経験者を対象に実施したもの。災害に関する調査は2018年10月5日から19日まで実施。有効回答者数はこれら地域に住む6286名。中国は北京および上海在住者が対象。
 
 
 

 
  

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