大手携帯3社が「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」の価格を発表、実質負担は1万円程度から

2016年9月12日 17時24分更新


 NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯3社は、16日に発売する米アップルの新型スマートフォン「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」の価格を発表した。auとソフトバンクの価格設定が実質負担額で横並びになっており、NTTドコモだけは2社と比較して高く設定されている。
 
 本稿では、大手携帯3社が発表した「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」の価格を比較する。3社は端末価格を通信料金から大幅に割り引くといった手法を採ることで、ユーザーの実質負担額を抑えて販売している。
 
 
■「iPhone 7」価格比較
iPhone7価格比較
 
■「iPhone 7 Plus」価格比較
iPhone7Plus価格比較
 
 iPhone 7の価格は、新規契約またはMNPで<32GBモデル>の場合、実質負担額がauとソフトバンクで1万800円、ドコモで2万6568円となっており、機種変更の場合、auとソフトバンクで2万520円、ドコモで2万6568円となっている。
 また、新規契約またはMNPで<128GBモデル>の場合、実質負担額がauとソフトバンクで2万2320円、ドコモで3万8232円となっており、機種変更の場合、auとソフトバンクで3万2040円、ドコモで3万8232円となっている。
 そして、新規契約またはMNPで<256GBモデル>の場合、実質負担額がauとソフトバンクで3万4200円、ドコモで4万9896円となっており、機種変更の場合、auとソフトバンクで4万3920円、ドコモで4万9896円となっている。
 以上の通り、auとソフトバンクの実質負担が同額設定となっている一方で、ドコモの価格設定は他社と比較して高くなっている。これは、上位機種のiPhone 7 Plusでも同様の傾向にある。
 
 しかし、ドコモは、iPhone 7とiPhone 7 Plus向けに、「家族まとめて割」「ドコモにチェンジ割」「ドコモにチェンジ割 for ビジネス」「機種変更応援プログラム」「下取りプログラム」「ドコモのご家族紹介キャンペーン」の6種類のキャンペーンを発表している。これらのキャンペーンを適用すると、さらに割引を受けられる仕組みであり、一部条件では3社の中で最安値になる。
 
 
関連リンク:
iPhone 7およびiPhone 7 Plusのドコモオンラインショップ販売価格(ドコモ)
au、「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」の価格について(au)
「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」の価格について(ソフトバンク)
iPhone 7とiPhone 7 Plusに適用されるキャンペーン等(NTTドコモ)
 
 
 

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